カブスからFAとなった今永昇太(写真=GettyImages)

 現地時間4日、シカゴ・カブスの今永昇太投手(32)がFAになったと『ESPN』のジェシー・ロジャース記者が報じた。球団が3年5775万ドルの契約延長オプションを行使せず、今永も1年1525万ドルの選手オプションを破棄したという。

 今永は2023年オフに4年総額5300万ドルの契約でカブスに加入し、昨季は15勝3敗、防御率2.91をマーク。初のオールスターゲーム出場を果たし、新人王投票4位、サイ・ヤング賞投票では5位に選出された。2年目の今季は東京シリーズで開幕投手を務めるなど25先発で9勝8敗、防御率3.73、144回2/3を投げて117奪三振という成績。8月以降はわずか1勝に止まり、ポストシーズンでは2登板で防御率8.10と苦しんだ。

 今後、カブスがクオリファイング・オファー(QO)を提示するかに注目が集まる。QOが提示され、今永が受諾した場合は年俸2202万5000ドルの単年契約でカブスに残留。更なる大型契約を狙ってQOを拒否した際にはFA市場へ加わることになる。

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