前田健太が6日、自身のインスタグラムを更新し、「来シーズンから日本でのキャリアを続けることにしました」と日本球界に復帰することを明言した。
前田は「2016年から2025年までアメリカで野球をしたことは夢の実現であり、忘れられない瞬間でいっぱいの10年間でした。心から感謝しています」と、16年からプレーしたメジャーリーグでの舞台について綴った。
前田は06年高校生ドラフト1巡目で広島に入団し、2年目の08年から一軍に定着。10年に最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手三冠に輝き、同年沢村賞を受賞した。11年に最多奪三振、12年と13年に最優秀防御率を獲得するなど、広島のエースへと成長。15年には2度目の沢村賞を受賞し、同年オフにポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦。
16年から19年までプレーしたドジャースでは3度の2桁勝利を達成し、20年からツインズでプレー。21年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、22年は全休。23年に復帰した。今季はタイガースでプレーし、7試合に登板して0勝0敗、防御率7.88。日米通算勝利数は165勝となっている。