楽天は6日、黒川史陽選手が契約更改を行ったと発表した。
黒川は球団を通じて「今シーズンは『野球人生のラストチャンス』と意気込んでスタートしましたが、キャンプで怪我をしてしまい、焦りがありましたし、いろいろな気持ちが湧いてきました。その中でもやるべきことをしっかりやれたことで、一軍昇格後の打席では自分のやりたいことを表現できたかなと思います」と振り返り、「ボイトや浅村さんの前の打順で打たせてもらうことが多かったので、特に意識していた出塁率と得点圏打率も高く保てたことはよかったと思います」とコメントした。
来季に向けては、「来シーズンは1年間試合に出続けることが目標です。オフの間に一年間強く戦える体を作りたいと思います。来シーズンも打ってほしい場面で打てるように頑張ります」と意気込んだ。
黒川はプロ6年目の今季、83試合に出場して、規定打席に届かなかったものの、打率.299、4本塁打、33打点とキャリアハイの成績を残し、得点圏打率も.344と勝負強さを誇った。