現役引退が報じられたカイル・ヘンドリクス(写真=GettyImages)

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 今季ロサンゼルス・エンゼルスでプレーしていたカイル・ヘンドリックス投手(35)が現役引退すると現地時間10日、MLB公式サイトが報じた。

 ヘンドリックスは2011年のドラフトでレンジャーズに入団し、2014年にカブスでMLBデビュー。2016年には16勝8敗、ナショナル・リーグ1位の防御率2.13をマーク。同年のワールドシリーズでは第7戦の先発投手を務め、球団108年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。

 昨季終了後に11シーズン過ごしたカブスからFAとなり、地元カリフォルニア州オレンジ郡に本拠地を構えるエンゼルスに加入。今季は31先発で164回2/3を投げて8勝10敗、防御率4.76を記録した。通算成績は105勝91敗、防御率3.79だった。

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