ロッテは11日、藤岡裕大内野手がFA権を行使せず、残留することになったと発表した。
藤岡は球団を通じて「FA宣言をせずに残留することを決めました。今年は本当に悔しい想いをした一年となってしまいましたので、来年こそはマリーンズで優勝をしていつも熱い応援をしてくださるファンの皆様に喜んでもらえるようなシーズンにしたいです。これからも精一杯 頑張りたいと思います」とコメントした。
藤岡は17年ドラフト2位でロッテに入団。1年目の18年は全143試合に出場し、打率.230、5本塁打、42打点の成績を残した。オリックスとリーグ優勝をシーズン最終盤まで争った21年は137試合に出場して、打率.255、3本塁打、37打点。23年のソフトバンクとのCSファーストステージ第3戦、3点を追う延長10回に放った同点3ランは“幕張の軌跡”と呼ばれる。
チームキャプテンを務めた今季は、2021年以来4年ぶり100試合以上に出場し、打率.256、4本塁打、25打点の成績だった。