阪神は11日、近本光司選手がFA権を行使せず、阪神タイガースに残留することになったと発表した。
近本は球団を通じて「すごく縁のある球団ですし、甲子園球場のあの歓声の中でプレーすることに代わるものはないと思います。このチームでまた優勝したいですし、ファンの方々、チームメイト、球団に携わる多くの方々ともう一度優勝の喜びを分かち合いたいということをモチベーションに来季も臨みたいと思います」とコメント。
近本は18年ドラフト1位で阪神に入団。1年目の19年からセンターのレギュラーを掴み、6度の盗塁王、21年に最多安打のタイトルを獲得するなど、不動の『1番・センター』だ。今季も140試合に出場して、打率.279、3本塁打、34打点、32盗塁で阪神の2年ぶりリーグ優勝に大きく貢献した。