エイブルトライアウトが開催されるマツダスタジアム

 本日、『エイブルトライアウト2025』がマツダスタジアムで開催される。トライアウトには一軍で実績のある松山竜平、松原聖弥、山本大貴、高橋礼、又吉克樹といった選手たちが参加する。

 昨年11月14日にZOZOマリンスタジアムで行われた12球団合同トライアウトに45人の選手が参加したが、NPBの12球団に移籍を決めたのは、楽天から戦力外通告を受けた清宮虎太朗が日本ハムの育成選手、巨人を戦力外となった鈴木康平がヤクルトの育成選手、ソフトバンクから戦力外となった中村亮太がロッテの育成選手として入団。ちなみに、トライアウトから2週間が経過した時点で、NPBへ移籍ができたのは、清宮虎太朗だけだった。

 結局、トライアウト参加者でNPBの球団でプレーすることができたのは、わずかに3人という狭き門で、それも支配下選手ではなく、育成選手。23年も12球団合同トライアウトに参加し、NPB球団へ移籍できたのは井口和朋と吉田凌の2人。その吉田は合同トライアウト後に、非公開で実施した入団テストに参加しロッテに育成選手として入団したが、シーズン中に支配下選手となるもシーズン終了後に戦力外通告を受けた。井口はオリックス移籍1年目の24年に育成選手と入団すると、開幕前に支配下登録を勝ち取り32試合に登板。しかし、今季は5試合の登板に終わり、戦力外通告を受け、今回のエイブルトライアウト2025に参加する。

 なお、トライアウトに参加した野手はNPB球団への移籍は、この2年誰もいない。今年のトライアウト参加者の中から何人NPB球団への移籍を勝ち取ることができるだろうかーー。

【エイブルトライアウト2025参加選手】

▼ 投手

竹内龍臣、久保拓眞、谷岡颯太、山本大貴、高橋礼、鴨打瑛二、笠谷俊介、徳山壮磨、今野瑠斗、菊田翔友、赤塚健利、小林樹斗、鈴木勇斗、佐藤蓮、森木大智、田村伊知郎、井上広輝、西村天裕、宮森智志、井口和朋、小野泰己、又吉克樹、風間球打、大城真乃、石川直也、福田俊、中山晶量、田浦文丸

▼ 内野手、外野手

松山竜平、中村健人

▼ 内野手

鈴木蓮、韮澤雄也、山足達也、渡部健人、川原田純平

▼ 外野手

マレク・フルプ、宇草孔基、野口 恭佑、松原聖弥

※当日、参加選手が変更になる場合あり

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