阪神・元山飛優 (C)Kyodo News

 阪神は15日、元山飛優の入団を発表。同日に西宮市内の球団事務所で入団会見を開いた。

 阪神の印象について元山は「小さい時から関西の野球少年は当たり前に阪神タイガースがあると思いますが、そこに自分が入れる不思議な感覚がまだ抜けていないので、準備して大勢のファンの前でプレーできる喜びを味わえるように頑張りたいと思います」と話し、「ライオンズからこうやって阪神タイガースに入れていただいたので、大勢のファンの方に応援してもらえるように結果も残さないといけないですし、そのためにはしっかり準備してキャンプに入れるようにしますので、応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

 竹内副本部長は「内野ならどこでも守れるというところが彼の強みでもありますし、まずは守備からになると思いますが、バッティングも短打だけじゃなくて、外野を抜く長打も打てますし、あとは小技、先ほど本人からもチームプレーとありましたが、犠打など細かいプレーも出来る選手だと思っております」と期待を寄せた。

 大阪府出身の元山は佐久長聖高・東北福祉大を経て2020年ドラフト4位でヤクルトに入団。2023年オフにトレードで西武へ移籍し、今季は49試合の出場で打率.153の成績。10月に戦力外となっていた。

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