パドレス残留が決まったカイル・ハート(写真=GettyImages)

◆ 韓国でブレークも、MLB復帰1年目は苦戦

 サンディエゴ・パドレスは現地時間17日、FAのカイル・ハート投手(32)との再契約合意を発表した。ハートは今月上旬に来季年俸500万ドルの球団オプションを破棄されFAとなっていたが、2027年の球団オプションを含む単年契約で残留が決まった。

 ハートは2016年のドラフトでレッドソックスに入団し、2020年にMLBデビュー。2023年から韓国プロ野球(KBO)のNCダイノスに加入すると、26登板で13勝3敗、防御率2.69、リーグ最多の182奪三振を記録し、KBOにおける投手最高賞「チェ・ドンウォン賞」に輝いた。

 MLB復帰1年目の今季は20試合に登板して3勝3敗、防御率5.86という成績。シーズン序盤は先発投手として防御率6.66、被打率.282と苦戦が続いたが、リリーフ転向後は防御率4.67、被打率.150と復調の兆しを見せた。

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