FAの今永昇太(写真=GettyImages)

◆ QO回答期限は日本時間19日

 シカゴ・カブスがFAのディラン・シース(29)、マイケル・キング(30)両右腕の獲得に興味を示しているようだ。現地時間17日、『MLBネットワーク』内の番組にてジョン・モロシ記者が報じた。

 シースはカブスからドラフト指名を受けてプロ入りし、ホワイトソックスで2019年にMLBデビュー。昨季からパドレスに加入し、14勝を挙げた。今季は8勝12敗、防御率4.55と数字を落としたものの、5年連続でシーズン30先発、200奪三振以上と安定感を見せている。

 キングも同じく2019年にヤンキースでMLBデビューし、昨季からパドレスに加入。先発投手として初のフルシーズンだった昨季は13勝を記録したが、今季は度重なる離脱に見舞われ5勝3敗、防御率3.44という成績だった。

 モロシ氏は元パドレスの2投手を有力な補強候補として伝えながらも、「今永が決断を下すまで、カブスは動かないだろう。(現地時間18日)火曜の午後4時は球界のカレンダーの中でも重要な一日になる」とコメント。依然として今永昇太と再契約を結ぶ可能性が残っていることを示した。

 今季終了直後、カブスは今永との契約に含まれていた3年5775万ドルの球団オプションを行使せず、今永サイドも1年1525万ドルの選手オプションを破棄。今永はFAとなり、球団から単年2202万5000ドルのクオリファイング・オファー(QO)を提示された。現地18日の午後4時(日本時間19日の午前6時)がQOの回答期限となっている。

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