◆ 最大2人の強打者獲得を狙う
巨人からポスティングシステムを利用してMLB移籍を目指す岡本和真内野手(29)にボストン・レッドソックスが興味を示していると現地時間27日、『ニューヨーク・ポスト』紙のジョン・ヘイマン記者が報じた。
同氏によると、レッドソックスは今オフFAとなったアレックス・ブレグマンをはじめ、ナ・リーグ2冠のカイル・シュワーバー、ピート・アロンソ、J.T.リアルミュートに岡本を含む5人のうち1人か2人の獲得を検討。現地25日には先発右腕ソニー・グレイを獲得したが、続いて大物打者の補強を狙っていることを伝えた。
今季のレッドソックスにおいて、一塁のレギュラーとして期待されたトリストン・カサスは左膝の手術によりシーズンの大半を欠場。ブレグマンとの再契約を目指しながらも現時点で両コーナーは空席となっており、アロンソや岡本がその穴を埋める可能性があるという。また、シュワーバーの5年ぶり古巣復帰が実現した際には、指名打者を務める吉田正尚の起用法に大きな影響を与えることとなりそうだ。
岡本は2014年のドラフト1位指名で巨人に入団し、2015年のデビューから通算248本塁打を記録。2018年に史上最年少で30本塁打・100打点を達成すると、同年から6年連続で30本塁打以上をマークし、本塁打王に3度輝いた。2023年には侍ジャパンの一員としてWBC優勝に貢献。日本時間21日にポスティング申請が発表され、2026年1月5日の午前7時が交渉期限となっている。