ロッテの澤田圭佑は28日の契約更改の席で、現時点のフォークについて言及した。
澤田はシーズン終了後、今季のフォークの出来について「落ちはまあまあ良かったと思うんですけど、スピードは出る時出ないときの差が出て、大事に行ってしまうカウントとかになるとスピードを殺してでも高さを間違えない思考で投げていた」と振り返り、「そこでもう1つどうするかを考えて。あとは練習量だと思うので、スピードを上げても落ちる状態にいかにどう持っていくか、この秋の課題でもあるし、来年以降の課題でもあると思うので、速くて落ちる。そこを目指して頑張ります」と、速くて落ちるフォークを目指していることをZOZOマリンスタジアムでの秋季練習で明かしていた。
都城秋季キャンプを11月17日に終えて、現状のフォークについて訊くと、「秋のキャンプの最後の試合で球速も結構上がってきて、落ち幅はムラがある」とした上で、「こうやっていこうというような方向が定まってきたかなくらいで、全体的な自信は全然ない。このオフは頑張るしかないですけど、今年のシーズンよりは変化していると思います」と説明した。
フォークに関しては、速くて落ちるフォークを目指して、徹底的に追求していく。
取材・文=岩下雄太