ロッテ・木村優人(撮影=岩下雄太)

 「開幕から良い経験させてもらいましたし、正直ああいったところで投げさせてもらえて嬉しかったです。本当にそこで自分の投球がガラリと変わって、強気に攻めるピッチングが1年通してできたので、そこはすごくよかったかなと思います」。

 ロッテの木村優人は高卒2年目の今季、先発、リリーフの両方をこなし、3勝2敗5ホールド、防御率3.31と内容の濃い1年になった。

 来季に向けては、「本当に投げていてもストレートの質だったり、まだまだ足りないと感じているので、そこを見直して全体的にもストレートの質、変化球の質とそれを求めてしっかりやっていきたい。体力的な部分は最後落ちてしまったので、しっかり戻して来シーズンに繋げたいと思います」と意気込んだ。

 来季は2学年下のドラフト1位・石垣元気(健大高崎高)が入団してくる。「高校生であのボールを投げられるのは羨ましい部分がある。すごいなという部分と、入ってきたら仲間であり、ライバルだと思っているので、負けないようにやりたい。逆に自分が聞きたいこともたくさんありますし、聞きたいことも多少あると思うので、しっかり話し合って高め合って行けたら良いのかなと思っています」と話した。

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