ロッテ・早坂響(撮影=岩下雄太)

 「目標として一軍で初登板というのはずっとシーズン前から言っていたので、それは達成できて、いろんな経験もできて学びもあった年にできたかなと思います」。

 ロッテの早坂響はプロ2年目の今季をこのように振り返った。

 早坂はプロ2年目の今季、目標に掲げていた一軍初登板を果たし、本拠地・ZOZOマリンスタジアムでの一軍マウンドにも上がるなど、9試合に登板した。

 「技術のところもそうなんですけど、ZOZOマリンのファンの中で投げる経験ができたのは来年に繋がる経験だったのかなと思います」。

 一軍で投げる中で「変化球の精度だったり、回跨ぎで2イニング目に大量に得点を取られる場面があった」と課題点を口にし、「来年も回またぎとかさせてもらった時に、来年は0でしっかり帰って来れるようにしたい」と意気込んだ。

 今季は同学年の木村優人が高卒2年目の今季ブレイク。同級生の活躍に「見ていて悔しい気持ちもありますね」とライバル心を見せた。一軍で積んだ経験を来季に活かしたい。

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