ロッテの寺地隆成は高卒2年目の今季、少ないチャンスをモノにし、116試合に出場して、打率.256、5本塁打、33打点の成績を残した。
レギュラーシーズン終了後、ZOZOマリンスタジアムで行われた10月の秋季練習の打撃練習では、最初はバットを少し短く持ってノーステップ、少し時間が経つとバットを少し短く持って足を上げて打ち、今度はバットを長く持って足を上げて打つなど、さまざまな形で打っていた。
その理由について「ノーステップの時はボールを引きつけて自分の良いポイントで打てることを確認できるので、足を上げたときに軸がブレないように、しっかりノーステップで軸を作った中で、しっかり短くバットを持ってコンパクトで打てるようにということを意識しているだけですね。特に試合でやるというよりかは、練習の中で足を上げた状態でしっかり軸をブレずにやれる状態を意識してやっています」と説明。
秋季練習の打撃練習では、色々なタイミングで打っていた。
「“このタイミングで足を上げたらどうなるんだろう”とか、確認できることは今だけだと思っているので、いろんなところで“ピッチャーが足を上げたこのタイミングでこうだった”、“このタイミングだったらよかった”、“逆にこのタイミングだったらダメだった”というのを今の時期は確認できると思うので、そういう作業もしています」。
来季に向けて考えながら打撃練習を行っていた。都城秋季キャンプも終わり、本格的なオフシーズンに突入。
昨年のオフは打撃面で言えば「自分の苦手分野を克服していきたいと思っているので、バッティングだったらインコースのさばき、内からというイメージを多くしてみたり」と、1人で自分自身の課題に真摯に向き合っていた。
このオフは、「バッティングの面は秋のキャンプで自分の形というか、やるべきことがしっかり見つかった」と、課題を克服するというよりかは、自分のやるべきことに向き合う形だ。
「(自主トレを一緒に行う予定のDeNA)戸柱さんだったり、同じ左打者がいるので、まずは話を聞いてみて、自分の形にマッチするのか考えて、バッティングの方はやりたいと思います」。
来季に向け、「しっかり打撃は今年以上の成績を残せるように」とレベルアップを誓った。
取材・文=岩下雄太