広島・田中広輔 (C) Kyodo News

 今年のオフも各球団、戦力外通告を受けた選手たちがいる。その中には新天地へ移籍先を決めた選手もいるが、まだ移籍先が決まらない選手たちもいる。

 広島を戦力外となった田中広輔がその一人だ。田中は13年ドラフト3位で広島に入団し、16年から18年にかけてトップバッターとして活躍。リーグ3連覇に大きく貢献し、17年には盗塁王、最高出塁率のタイトルを獲得した。近年は打撃不振に苦しみ、今季は14試合に出場して打率.167だった。

 ソフトバンクを戦力外となった又吉は、13年ドラフト2位で中日に入団し、1年目の14年から3年連続で60試合に登板。21年には66試合に登板して、3勝2敗33ホールド8セーブ、防御率1.28と抜群の成績を残し、同年オフにFA権を行使してソフトバンクに移籍。ソフトバンク移籍1年目の22年に31試合に登板すると、翌23年が32試合、24年が40試合に登板したが、今季は一軍登板なし。ファームでは27試合に登板して、4勝5敗、防御率3.58だった。

 貴重な左投手で、戦力外通告を受けた当初はSNS上で『なぜ?戦力外』の声が多かった山本大貴も移籍先が決まっていない。山本は17年ドラフト3位でロッテに入団し、ロッテでは一軍定着できなかったが、22年途中にトレードで移籍したヤクルトでは、23年に42試合に登板して、防御率2.55、24年は44試合に登板して3勝12ホールド1セーブ、防御率1.42と飛躍の1年になった。しかし、今季は17試合に登板して防御率5.17と成績を落とすと、戦力外となり、合同トライアウトにも参加した。

 その他、21年に打点王・22年に最多安打のタイトルを獲得した島内宏明、19年に81試合登板した平井克典、今季11試合に登板して防御率0.00だった漆原大晟も移籍先が決まっていない。吉報は届くだろうかーー。

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