DeNAは2日、アンドレ・ジャクソン投手、アンソニー・ケイ投手、ローワン・ウィック投手、トレバー・バウアー投手を 2026 年度契約保留選手名簿に記載せず、自由契約にしたと発表した。
2年ぶりにDeNAに復帰したバウアーは今季、4勝10敗、防御率4.51と精彩を欠いたが、ジャクソンは25試合・150回2/3を投げ10勝7敗、防御率2.33、ケイは24試合・155回を投げ、9勝6敗、防御率はリーグ2位の1.74。
DeNAの先発チーム防御率はリーグ2位の2.74を記録したが、今季規定投球回に到達した投手はエース・東克樹、ジャクソン、ケイの3人、100イニング以上投げた投手もバウアーを入れた4人。東、ジャクソン、ケイの3人の安定感に支えられたもの。東を除くと、長いイニングを投げた日本人投手は90回2/3の石田裕太郎だった。
ジャクソン、ケイ、バウアーの3人が自由契約となり、一気に先発が手薄になった。竹田祐、小園健太、石田裕ら若手の成長に加え、平良拳太郎、大貫晋一といった経験のある投手の働きが重要になってくる。
ジャクソン、ケイの今後の動向に注視しながら、新外国人投手の調査も進めていかなければいけなくなるだろう。球団が次なる一手をどう打ってくるか注目だ。