ロッテの坂本光士郎は来季に向け、燃えている。
23年に自己最多の51試合に登板し、1勝16ホールド、防御率3.21と大活躍したが、昨季は37試合、今季は8試合の登板にとどまり、シーズン終了後には「一言で言ったら悔しいシーズン」と唇を噛み締めた。
今オフ、球団はサム・ロング、ホセ・カスティーヨ、ソフトバンクを戦力外になった宮﨑颯と“左投手”を積極的に補強している。
「左バッターを抑えないといけないポジションだと思うので、バッター1人だろうと、1イニングだろうと、2イニングだろうと坂本って呼んでもらえるように。呼んでもらったところでしっかり活躍したいと思います」。
来季に向けては「毎年目標に掲げている50試合というのは達成したいですし、左ピッチャーが助っ人合わせて増えてくるので、そこで誰に負けないような。常に勝つ気持ちを持ってやりたいと思います」と決意を述べた。
取材・文=岩下雄太