◆ 「クリーンアップを誰が打つかによっては、輝ける2人じゃないかな」
西武は5日、日本ハムからFA宣言した石井一成内野手の入団合意を発表した。DeNAから海外FA権を行使した桑原将志に続き、2人目のFA宣言選手獲得となった。
8日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』の解説・池田親興氏は、今オフの西武の補強について「最初は投手2人が抜けるので投手を獲るかなと思ったが、すごくチームの中に入って引っ張っていく選手とチームリーダーになり得る選手を獲ったのかなという感じはする」と印象を述べた。もう1人の解説・平石洋介氏は「桑原に関しては、本当にガッツあふれる、プレーで引っ張るような選手。西武は今、外野が西川愛也と渡部聖弥がいるが1枠空いているというのもある。石井に関しては、二遊間がちょっと手薄な所もある。チームのクリーンアップを誰が打つかによっては、輝ける2人じゃないかなと思う」と分析した。
気になる起用法については、平石氏が「西川を中堅で使ってほしいなというのが僕の個人的な思い。彼の守備はものすごいし、球界でもトップクラスだと思う。年齢も若いし」と中堅争いに目を向けると、池田氏は「桑原の立場が西川を大きくしていく可能性はある。やはり中堅にいて、両翼守ってという…まあどこでも守るだろう」と語った。さらに池田氏が石井に対し「いろいろな所を守れる選手なので、そういう意味では競争が激しくなるというのはいいこと。打撃も強いので、非常に面白いと思う」と評価すると、平石氏は「おそらく二塁だろう。打撃の勝負強さもあるし年々よくなっている」と期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』