中日に復帰した阿部寿樹と日本ハムに復帰した西川遥輝

◆ 池田親興氏は「チームにどんな色をつけるか楽しみ」と期待

 戦力外通告を受けた西川遥輝・阿部寿樹が、それぞれ古巣復帰を果たすことになった。

 西川は22年から2年間楽天、24年からヤクルトでプレー。今季は49試合に出場するも打率.174と苦しみ、シーズン終了後に戦力外通告を受けた。21年以来5年ぶりに日本ハムに復帰する。阿部は22年、楽天にトレード。1年目と2年目に78試合に出場したが、今季は43試合に出場して、打率.219、3本塁打、8打点の成績だった。中日への復帰は4年ぶりとなる。

 8日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』の解説・池田親興氏は、西川について「最後日本ハムでやるという所で、引っ張っていく立場から今度は後ろから支える立場にもなってほしい。彼の経験がどのように生きてくるかというのが楽しみ。打撃はもちろん、彼の守備・走塁は非常に大事な部分になる」と期待を寄せた。もう1人の解説・平石洋介氏は「プロ野球人生をスタートした球団に戻るということはなかなかない。楽天とヤクルトでいろいろ経験して悔しい思いもここ数年していると思う。ただ新庄監督が西川を獲得したという所に、何か大きな意味がありそうな気がする」と推測した。

 さらに平石氏は、阿部に対し「復帰は嬉しかった。本当にナイスガイで、今年一軍ではちょっと出番はなくなったが、頑張っている姿を見ていて応援したくなる選手だ」と称賛。池田氏は「パ・リーグのいろんな投手を経験してきて、またセ・リーグに戻ってチームにどんな色をつけるかというのが楽しみ。今年の悔しさをぶつけてほしい」と激励を送った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』

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