阪神・井上広大 (C)Kyodo News

 ロッテのサブロー監督が9日、現役ドラフトで獲得した阪神・井上広大について球団を通じてコメントを発表した。

 サブロー監督は「パンチ力のある選手。長打はウチには足りない部分でもあるのでおおいに期待をしています」と期待を寄せた。

 井上は阪神球団を通じて「阪神に入団し6年、球団関係者の方々には感謝しかありません。阪神の選手として思うように結果は残せませんでしたが、沢山のファンの方からの温かいご声援、そして初ホームランを打った時のあの声援は今でも忘れられません。来シーズンからは千葉ロッテマリーンズの選手としてプレーすることになります。心機一転、ラストチャンスだと思って、結果にこだわって頑張ります。阪神に入団して出会った関係者の皆様そして阪神ファンの皆様、本当にありがとうございました。また交流戦でお会いできること楽しみにしています」とコメント。

 井上は19年ドラフト2位で阪神に入団し、右の長距離砲候補として長年期待されていた。昨季はファームでリーグトップの打率.308をマークしたが、一軍ではなかなか開花できず。今季は1試合の出場にとどまっていた。新天地で本格開花を目指す。

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