KBO(写真=GettyImages)

 韓国プロ野球(KBO)のNCダイノスは10日、巨人から戦力外となっていた戸田懐生投手(25)の獲得を発表した。契約金2万ドル、年俸10万ドル、出来高1万ドルの総額13万ドルとされている。

 戸田は徳島インディゴソックスを経て、2020年の育成ドラフト7位指名で巨人に入団。2021年に支配下登録され、翌2022年にはプロ初勝利も挙げるなどNPB通算19試合に登板した。今季は3年ぶりの一軍復帰を果たすも、わずか2試合の登板に止まり、シーズン終了後に戦力外通告を受けていた。

 KBOでは従来の外国人枠3人に加え、来季から「アジア・クォーター制度」を新設。アジア野球連盟(BFA)加盟国・地域の国籍の選手、またはオーストラリア国籍の選手を対象として1球団1人、契約総額20万ドル以内での獲得が可能となっている。これまでに武田翔太(元ソフトバンク)がSSG、田村伊知郎(元西武)は斗山と契約を結んでおり、戸田は日本人5人目の“アジア枠”投手となった。

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