楽天は今季チーム本塁打数がリーグワーストの70本塁打で、チーム最多本塁打がシーズン途中加入のボイトの13本塁打だった。
本拠地が広いため、2005年にチームが創立されてからシーズン30本塁打以上を放った選手が少ない。シーズン最多本塁打は07年に本塁打王に輝いた山﨑武司氏の43本塁打で、次いで09年に39本塁打を放った山﨑氏。シーズン30本塁打以上放った選手は、山﨑氏、浅村栄斗、ブラッシュ、ウィーラーの4人しかいない。球団の生え抜きでシーズン30本塁打以上放ったことのある選手は誰もおらず、生え抜きのシーズン最多本塁打は21年の島内宏明が記録した21本だ。
本塁打の出にくい球場の中で、球団も来季に向けて球団も動いた。球団は11月26日に本拠地・楽天モバイルパークの外野フェンスを改修すると発表した。外野フェンスは、センター、レフト際・ライト際の距離はそのままに、従来よりも最大6m前方へ新設となる。来季は本塁打がたくさん出るような試合をイーグルスファンに多く見せたいところだ。
▼ 楽天球団シーズン30本塁打以上放った選手
43本 山﨑武司(2007年)
39本 山﨑武司(2009年)
33本 浅村栄斗(2019年)、ブラッシュ(2019年)
32本 浅村栄斗(2020年)
31本 ウィーラー(2017年)