13日にニッポン放送で放送された『ニッポン放送ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ』に巨人・阿部慎之助監督が登場し、巨人・泉口友汰について言及した。
阿部監督は泉口について「素晴らしい数字ですし、途中調子を崩したこともあったんですけど、なんとかそれを乗り切って、最後までやってくれたので、相当な自信になると思いますし、来年はもっと警戒されるバッターになっているので、そこをどう跳ね除けていくか、彼自身が考えてやってもらえればいいかなと思いますよね。その後押しは、できることはしたいと思いますので」と絶賛。
来季、泉口が活躍するために阿部監督は「継続することですよね。それが一番難しいんですけど、それに挑んでいく気持ちを持ってくれれば。研究されるからこそ、よく2年目のジンクスという言葉があるんだけど、相手が研究してくるから、それ以上に研究しないといけないということですよね」と指摘した。
阿部監督自身は現役時代、「1年目の反省をして2年目率もあがりましたし、どういう攻められ方しているのか反省して。それをしたからこそ割り切って打席に入れたのもある。凄まじいデータが出てくる時代ですから、それも大事ですし、自分の対戦した時の感性。僕自身は自分で対戦した時の感性を大事にしていたんですけど、感じたことだったり、どうやって攻めてくる、そういう傾向が強い、印象というかそういうのを大事にしていた。それは人それぞれ違うので」と明かした。
泉口は開幕二軍スタートも、打率.301、6本塁打、39打点の成績を残し、ショートのベストナイン、ゴールデン・グラブ賞を受賞するなど、飛躍の1年になった。
(ニッポン放送ショウアップナイター)