巨人・岸田行倫 (C) Kyodo News

 16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース年末大反省会SP』に出演した佐伯貴弘氏、片岡篤史氏、野村弘樹氏が、巨人・岸田行倫について言及した。

 佐伯氏は岸田について「今年やるぞというところで、甲斐選手が入ってきて、いっさい腐らず手を抜かず、甲斐選手が怪我した後に、ポッと出てきて試合をまとめた。ジャイアンツが3位に入ったのは岸田選手のおかげかなと思うくらい、僕の順位予想を覆してくれた選手の一人でした。甲斐選手となっていたところで、意地を見せてくれた。僕の中でMVP」と手放しでほめた。

 片岡氏も「甲斐選手が今年入ってきて、どうかなというところで終盤の守備もそうですけど、バッティングの面でもチームを救いましたよ。彼の存在感は今年非常に大きかった」とその働きぶりを絶賛。

 さらに野村氏も「すごくやったと思いますね。開幕当初は甲斐が目立っていたので、岸田の存在がどうなるかという中、守りだけじゃなくて、打つ方でも勝負強さを見せてくれた。1発もあったので、よくやったと思います」と評価していた。

 岸田は昨季正捕手を掴んだかのように見えたが、今季はソフトバンクから甲斐拓也がFA加入したこともあり、シーズン開幕当初はベンチを温めることが多かった。それでも、オールスター明けは出場機会を増やし、今季は87試合に出場して、打率.293、8本塁打、39打点の成績だった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』

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