レンジャーズとの再契約が報じられたクリス・マーティン(写真=Getty Images)

◆ テキサス州アーリントンの地元球団で現役続行

 現地時間16日、テキサス・レンジャーズがFAとなっていたクリス・マーティン投手(39)との単年契約に合意したと『ESPN』のジェフ・パッサン記者が報じた。

 マーティンは2005年のドラフトでロッキーズに入団し、2014年にMLBデビュー。2016年から日本ハムに加入すると、52登板で19ホールド21セーブ、防御率1.07の活躍を収め、球団10年ぶりの日本一に貢献。2018年にレンジャーズでMLB復帰を果たし、2021年にはブレーブスで自身初のワールドシリーズ制覇を経験した。

 2022年はカブスとドジャースで自己最多となる60試合に登板。レッドソックス所属の2023年には55登板で23ホールド、防御率1.05とキャリアハイの好成績を残した。今季から地元球団であるレンジャーズに復帰し、49登板で2勝6敗13ホールド、防御率2.98を記録。MLB通算418試合に登板し、119ホールドを挙げている。

 来年6月で40歳になるマーティンはレンジャーズが本拠を構えるテキサス州アーリントン出身で、州内の高校・大学を卒業してプロ入り。今季終了後に現役引退の可能性も報じられていた中、地元球団への残留が決まった。

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