ヤクルト・山田哲人 (C) Kyodo News

 2026年の干支は“午”。競争の世界で選手の入れ替わりが激しいプロ野球で、12年前の2014年にタイトルを獲得した選手が、何人現在も現役でプレーしているのかを見ていきたい。14年はソフトバンクとオリックスがシーズン最終盤まで優勝争いを演じ、ソフトバンクが3年ぶりにリーグ優勝、日本一に達成。セ・リーグでは巨人がリーグ優勝したが、クライマックスシリーズ・ファイナルステージで2位・阪神に敗れ日本シリーズ進出を逃した。また、広島がリーグ優勝こそ逃したが、開幕から快進撃を続け“カープ女子”が大きな話題に。

 そんな2014年、セ・リーグの打撃部門は首位打者がマートン、本塁打王がエルドレッド、打点王がゴメス、最高出塁率がバレンティンと最多安打と盗塁王以外は外国人野手がタイトルを独占。193安打を放ち最多安打に輝いた山田哲人(ヤクルト)は現在もヤクルトでプレーしている。

 投手部門では菅野智之が最優秀防御率に輝き、25年から活躍の舞台をメジャーに移している。14年のセ・リーグのタイトルホルダーで今も現役なのは菅野、山田の2人しかいない。

 一方、パ・リーグのタイトル獲得者で今も現役なのは、勝率第1位の当時西武の岸孝之。現在は楽天でプレーし、40歳を越えた今も先発ローテーションに入っている。最多セーブの平野佳寿はメジャーでプレーした時期もあったが、現在は再びオリックスでプレー。最多奪三振の則本昂大は今オフ、海外FA権を行使した。

 野手では本塁打王の中村剛也、最多安打の中村晃、盗塁王の西川遥輝が今も現役。中村は通算481本塁打を放ち、今年の8月で43歳を迎える。中村晃は昨季通算1500安打を達成。西川は21年に日本ハムを退団した後、楽天、ヤクルトでプレーし、今季5年ぶりに日本ハムに復帰する。

 当時20代、30代前半でタイトルを獲得した選手も、今はベテランとなりチームを変えてプレーする選手もいれば、今なお同じチームでプレーする選手、タイトルを獲得した当時のチームでプレーしている選手もいる。

▼ 2014年のタイトル獲得選手 ※()は当時の所属球団

【セ・リーグ】

<投手>

最優秀防御率:菅野智之(巨人)2.33

勝率第1位投手:山井大介(中日).722

最多勝:山井大介(中日)、メッセンジャー(阪神)13

最多セーブ:呉昇桓(阪神)39

最優秀中継ぎ:福原忍(阪神)42

最多奪三振:メッセンジャー(阪神)226

<野手>

首位打者:マートン(阪神).338

本塁打王:エルドレッド(広島)37

打点王:ゴメス(阪神)109

最多安打:山田哲人(ヤクルト)193

最高出塁率:バレンティン(ヤクルト).419

盗塁王:梶谷隆幸(DeNA)39

【パ・リーグ】

<投手>

最優秀防御率:金子千尋(オリックス)1.98

勝率第1位投手:岸孝之(西武).765

最多勝:金子千尋(オリックス)16

最多セーブ:平野佳寿(オリックス)40

最優秀中継ぎ:佐藤達也(オリックス)48

最多奪三振:則本昂大(楽天)204

<野手>

首位打者:糸井嘉男(オリックス).331

本塁打王:中村剛也(西武)、メヒア(西武)34

打点王:中田翔(日本ハム)100

最多安打:中村晃(ソフトバンク)176

最高出塁率:糸井嘉男(オリックス).424

盗塁王:西川遥輝(日本ハム)43

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