日本ハムのフランミル・レイエス (C)Kyodo News

 今季両リーグで“100打点”以上マークした選手は、102打点でセ・リーグ打点王に輝いた阪神・佐藤輝明しかいない。パ・リーグ打点王となった日本ハム・レイエスは90打点だった。昨季はセパともに100打点を挙げた選手はおらず、100打点以上マークするのが難しい時代になっている。

 今回は“助っ人外国人”に焦点を当て、各球団最後の助っ人100打点以上は誰だったのか見ていきたい。

 2020年以降、100打点以上挙げた外国人選手はおらず、最後に100打点以上マークしたのは当時DeNAだったソトの108打点が最後。つまり元号が令和に変わってから、100打点以上マークした球団はDeNAしかないということになる。

 セ・リーグの球団の助っ人外国人は2010年代、最も遡っても中日の2009年に110打点を挙げたブランコだが、パ・リーグはというと、楽天は2005年に球団が創設されてから助っ人外国人で100打点以上マークした選手はいない。日本人を含めても山﨑武司氏が2度、浅村栄斗が1度と3度だけ。

 また、日本ハムとロッテは共に最後に100打点以上挙げた外国人は2004年のセギノール(当時日本ハム)、ベニー(当時ロッテ)だった。

【各球団最後の助っ人外国人100打点以上】

▼ 阪神

109 ゴメス(2014年)

▼ DeNA

108 ソト(2019年)

▼ 巨人

129 ラミレス(2010年)

▼ 中日

110 ブランコ(2009年)

▼ 広島

104 エルドレッド(2014年)

▼ ヤクルト

131 バレンティン(2018年)

▼ ソフトバンク

103 デスパイネ(2017年)

▼ 日本ハム

108 セギノール(2004年)

▼ オリックス

118 ローズ(2008年)

104 カブレラ(2008年)

▼ 楽天

該当者なし

▼ 西武

103 メヒア(2016年)

▼ ロッテ

100 ベニー(2004年)

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