サンディエゴ・パドレス(写真=Getty Images)

◆ 韓国代表内野手のポスティングが成立

 サンディエゴ・パドレスが韓国プロ野球(KBO)のキウム・ヒーローズからポスティングシステムでのMLB移籍を目指していた宋成文(ソン・ソンムン)内野手(29)を獲得したと現地時間19日、米複数メディアが報じた。契約は3年総額1300万ドルとされている。

 宋成文は2015年にKBOデビューを飾り、昨季に打率.340、19本塁打、104打点、OPS.927とブレーク。今季も全144試合に出場して打率.315、26本塁打、90打点、25盗塁、OPS.917と好成績を残し、三塁手としてベストナインに相当する『KBOゴールデングラブ賞』、守備の優れた選手に贈られる『KBO守備賞』をそれぞれ初受賞した。

 KBOでは通算打率.283、80本塁打、OPS.778をマークし、三塁を中心に二塁、一塁でも出場経験を持つ。韓国代表として昨年11月のプレミア12に参戦し、今年11月に行われた侍ジャパンとの強化試合では森浦大輔(広島)からソロ本塁打を放っていた。

 金河成が2020年オフにパドレスと契約して以来、キウムから直近5年で4人目となるMLB挑戦が実現。KBO時代のチームメイトだった李政厚(ジャイアンツ)、金慧成(ドジャース)と同じナショナル・リーグ西地区に在籍することとなった。

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