巨人・阿部慎之助監督 (C)Kyodo News

 20日にニッポン放送で放送された『ニッポン放送ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ』に巨人・阿部慎之助監督が登場し、失敗した時の対処法について言及した。

 阿部監督は「村田さんが一番色々と教えてくれましたし、原さんに一番怒られたんじゃないかと言いましたけど、その回避術を教えていただいたりとか。もう失点するたびに、ベンチに帰ってきたら監督が何か言われる前にすいませんと大きな声で言ってしまえと。なんか言いたそうだなと思ったら、僕はすいませんと大きい声で言って、そうしたら監督も“わかった”と言う時もありましたね(笑)」というエピソードを披露。

 「今はそう言う子はいないですよ」とポツリ。「できるのは、坂本、丸くらいです」と続けた。「(後輩たちがベンチで)見てほしいですよね。だから僕が記者会見とかで言ってしまうんですよね、指摘しないといけないので。すいませんと言われたら、“よしわかった”みたいになるじゃないですか、自分で反省しているんだなと言うのがわかりますし、作戦を自分がミスしました。しれ〜っと帰ってきて、僕伺っていますからね。なんだこの人はみたいになって、見ていますけど。こっちが勇気を振り絞ってサイン出しているんだよと言うのも、多分理解していないんですよね」とチクリ。

 「エンドラン、スチール(のサインを)出しました、すんごいドキドキしているんですよ多分。心拍数のアレをつけてたら多分バレますよ。それくらいドキドキするんですよ。けど、それを見せないようにサインを出さないといけないですし、それで失敗しました。そう言うこともできるような人間になってほしいですね。プレーヤーというか」と話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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