甲子園 (C)Kyodo News

 21日に放送された『サンデーモーニング』(TBS系)の人気コーナー『スポーツご意見番』に出演した落合博満氏が、高校野球の7回制について言及した。

 現在は9イニング制で行われている高校野球だが、国際大会では7イニング制で開催されている。落合氏は「世界的な流れからすると、7イニングは普及しているんですよ。日本の野球を根本的に考えた時に7イニングにする議論はあってもいいんだけど、肝心要の高校球児の意見が取り入れられていない。そこが一番大事なことだと思う」と自身の見解を述べた。

 落合氏は「ピッチャーの球数制限にしても、“高校野球で俺はやめるんだ、だから壊れてもいいからというので、球数制限なしにしてくれ”という高校球児もいるはずなんですよ。大人の論理で、決めつけていくのはどうなのかなと」と続けた。

 さらに落合氏は「7イニングになると、当然今まで5回コールドゲームですよね。これが3回コールドゲームになったら、出場する選手の数も限定されるんじゃないかなと。7イニングにしちゃった場合にはコールドゲームも前倒しになる可能性もある。議論するのはいいけど、アンケートをとって高校生がどういう考えを持っているのか最重要課題として議論してもらいたい」と話していた。

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