横浜市ケーブルテレビ協議会に所属するiTSCOM、J:COM、YOUテレビ、YCVで放送されている横浜DeNAベイスターズを選手、監督を深堀りする番組『今日からベイスターズ』の公開収録が、みなとみらいのクイーンズスクエアで行われた。
MCにはダーリンハニー吉川正洋さん、アシスタントに太田唯さん、特別ゲストにはDeNAの監督を5年間勤め上げた三浦大輔さんが参加。三浦さんは冒頭から壇上を降りて観客にハイタッチのサービスを敢行し、会場はいきなり大興奮に包まれた。
多忙な監督の座を離れた現在は「のんびりしていますよ。イベントや挨拶回りはありますけれども、気分的にはゆっくりできています」と重圧から解放されたような表情で第一声。監督生活で印象に残るゲームに「長くかかりましたからね」と監督初勝利や「日本シリーズで優勝した試合や、結果的に監督として最後の勝利だったハマスタの今年のクライマックスの2戦目は、まだ印象に残っていますね」と振り返った。
他にも「大逆転負けのあとのインタビューは辛かったです」など監督業ならではの厳しさを感じていたとしながらも「ファンの皆様が応援してくれるからこそ頑張れました。もちろんヤジもありましたけれども、それでも俺には応援してくれる人がいるからと思って頑張りました」と告白すると、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
その後はマニアックな『10の質問』のコーナーがあり“子供の頃の思い出”には「空き地での野球」、“一日違う選手になれるなら”には「入江(大生)。あのボールがあって現役に戻れたらもっと勝ってるのにな」、“今後の目標”には今年立ち上げた草野球チームの「リーゼントスターズで勝つこと」など、ぶっちゃけトークで場を沸かせた。
ラストは壇上から得意の『番長フレーム』で締めの自撮り。写真に収まったファンの笑顔が、この日の収録の楽しさを物語っていた。
その後取材に応じた三浦さんは「楽しかったですよ。本当にたくさんの方が駆けつけていただき、昔のユニフォームとかタオルも掲げてくれて集まってくれたら、それは嬉しいですよね」とファンに感謝しつつ満面の笑みを浮かべた。
また「息子とまた一緒に野球がしたい」から始まった草野球にも言及。「本当に原点に帰って純粋に野球を楽しめました。これは続けていきたいですね」とニヤリ。メンバーには息子さんのパパ友や「髙橋優斗君とか、声優の森川智之さんとかも一緒にやろうって集まってます」と華麗な人脈から豪華チームとなっている様子を伺わせた。
もちろんここで触れた内容はごく一部。ファン必見の秘話満載だった『今日からベイスターズ』。この模様は年明けの2月7日に地デジ11ch、または10chで放送される。
取材・文 / 萩原孝弘