阪神・藤川球児監督 (C)Kyodo News

 16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース年末大反省会SP』に出演した片岡篤史氏が、2年ぶりにリーグ優勝した阪神について言及した。

 片岡氏は「交流戦明けの連勝がポイントだったんですけど、シーズン当初は3番佐藤、4番森下でスタートしたけど、早く変えましたよね。打線の面では森下を歩かせられない。佐藤、大山がいいところで活躍した。野手のポイントに挙げた中野が今年に昨年とうって変わっていい状態が続いていた。1番、2番の必ずどちらかが塁に出たら、クリーンナップの前にランナーを置いてクリーンナップを迎えるところ。みんなが四球を非常に選んだところで打線になった。相手から見たらいやらしい打線になったと思いますね」と打線を分析。

 「選手も揃っていましたし、監督がピッチャーなので、中継ぎをうまく使った。ピッチャーの面では予想以上に及川の躍進というんですか、左で任せたところも大きかった。村上、才木の両エースの安定感が際立ちました」投手陣を評価した。

 ただ、「他のチームは怪我人が出る中で、戦力が整わなかったのも独走した大きな要因だと思いますね」とも話していた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』

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