プロ野球セ・リーグで6年ぶり8度目の優勝を決め、胴上げされるヤクルト・高津臣吾監督 (C)Kyodo News

 27日にニッポン放送で放送された『ニッポン放送ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ』に今季までヤクルトで監督を務めた髙津臣吾氏が登場し、21年9月7日の阪神戦の試合前のミーティングで“絶対大丈夫”と話した裏側について明かした。

 高津氏は「その日は球場に行って話をしようと決めていました。毎試合全員集めて話をするというのはしないんですけど、その前の週にちょっとチームの状態が悪くなって、ここでなんとか立て直すかどうか別にして、元気、勇気づけるために、何か言わないといけないなと思って、バスが出発する前に甲子園についたら全員集めてくださいとマネージャーに伝えて、そのバスの中でこんなこと言おう、あんなこと言おうとまとめて、球場に着いた時に、ああ言う話はしたんですけどね」と説明した。

 ヤクルトは当時、8月31日の巨人戦から9月5日の広島戦にかけて1勝1分4敗で、2連敗中だった。高津氏が“絶対大丈夫”と伝えた同日の阪神戦に12-0で勝利すると、この試合をきっかけにチームは浮上し、15日の阪神戦から28日のDeNA戦にかけて引き分けを挟んで、9連勝。10月26日にDeNAに勝利して、2015年以来のリーグ優勝を決めた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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