中日・大野雄大 (C)Kyodo News

 16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース年末大反省会SP』に野村弘樹氏、佐伯貴弘氏、高木豊氏が中日・大野雄大について言及した。

 野村氏は大野を「よくやりましたよね」と労い、「11勝は評価してあげないといけないし、負けが4つで貯金が7つ。こういうチーム状況で貯金を7つ作れたのは素晴らしいと思いますね」と復活劇を絶賛。

 佐伯氏は「勝ち越したのは、2020年以来なんです。だいたい大野選手の印象は10勝するけど、10敗する印象があったと思うんですよね。その中で、大きく勝ち越したのは大きかったと思いますね」と話したように、今季は11勝4敗で11勝6敗の成績を残した2020年以来の貯金を作った。

 高木氏は「大人になったなという感じがしましたね。どちらかというと、ムキになるかなというピッチャーだったんですけど、抜き方が上手くなった。技を覚えたのかなと思いますね」と分析した。

 大野は19年と20年に最優秀防御率、20年に最多奪三振、20年に沢村賞を受賞した経験を持つが、近年は不本意なシーズンが続いていた。今季は規定投球回に届かなかったものの、20試合に先発して、11勝4敗、防御率2.10でカムバック賞を受賞した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』

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