16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース年末大反省会SP』に出演した片岡篤史と笘篠賢治氏が広島・中村奨成について言及した。
片岡氏は中村奨成について「ファームの時に見ていたんですけど、ファームの中では群を抜いていましたよ」と明かし、「スイングスピード、脚力。なかなかそういう選手が結果を出せないことがプロ野球ではあるんですけど、ちょっと打席に立つ機会が増えて、一軍になれたんでしょうね。これから彼を使いたくなるような選手になってきましたよね」と評価した。
笘篠氏は「ファームの方で打っていても一軍で打てなかったんですよね。原因は昔は新井監督の現役の時みたいにバットヘッドを立てて構えていた。バットを寝かせて、福地バッティングコーチがアドバイスをしてバットを後ろに寝かせるようにした。ソフトバンクのマッチと一緒ですよね。出だしの頃はバットを立てていたのを、バットを寝かしだして前で捉えられるようになった。あれがしっかり馴染んだんでしょうね」と分析した。
中村奨成はプロ8年目の今季、104試合に出場して、打率.282、9本塁打、33打点とキャリアハイの成績を残す1年となった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』