プロ野球セ・リーグで2年連続の優勝を決め、胴上げされる巨人・原辰徳監督=東京ドーム

 1日にニッポン放送で放送された『ニッポン放送ショウアップナイター60周年特別番組 江本孟紀・原辰徳 プロ野球に60n!新春放談』に出演した原辰徳氏が、監督としてのチームづくりについて言及した。

 原氏は巨人監督時代の07年〜09年、12年〜14年にかけてリーグ三連覇、19年〜20年にリーグ連覇を達成している。同番組中、江本氏からリーグ連覇のコツについて振られると、原氏は「簡単に4番バッターがいない。いないのはピンチになるんですけど、ピンチは必ずチャンスに変えられる」と持論。

 原氏は「ピンチをピンチと思わないような少なくとも監督は。むしろ強がって、面白いじゃないのという形でチームを作り、そして若い選手、あるいは中堅クラスが伸び悩んでいるような選手がポンと出てくるケースもあるわけですよ。そういう環境にしないといけない。だから監督自ら4番バッター、ローテーションピッチャーを外国人に頼りますというのは芸がなさすぎますよね。」と続けた。

 江本氏は「今の話を聞いてもわかるじゃない。原監督は絶対に前を向いている。今の空気は長嶋さんから継いだものはあるんですか?」と質問すると、原氏は「長嶋さんもそうですし、藤田さんもすごかった。藤田さんはピンチをチャンスとして僕らに伝えましたね。僕が入団した時だって、当然4番バッターは王さんがいない。高い給料の人っていなかったんですよ。僕もチャンスがあったわけですよ。4番バッターも含めて。篠塚さんが3番に入って、私が4番に入ってという形になってから、誰も想像していないようなチームになって勝ったでしょう」と語った。

 江本氏は「いいヒントの話を念頭にしている」と頷くと、原氏は「監督の言葉って重いから。(阿部)慎之助はその言葉を上手い具合に自分の考えというものを伝える、伝えられる。そうすると、無限の力を持った選手がパーンと出てくるケースがありますよ。誰しもが4番バッターを約束されてプロ野球に入ってきている人は誰もいないですから。そういう意味では、逆にジャイアンツは楽しみなんですよ」と話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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