FAのボー・ビシェット(写真=Getty Images)

◆ 強豪球団による獲得レースが本格化

 トロント・ブルージェイズからFAとなっているボー・ビシェット内野手(27)について、フィラデルフィア・フィリーズが近日中にオンライン面談を行う予定であることが明らかとなった。現地時間8日、『ジ・アスレチック』が報じている。

 フィリーズは昨年12月、打撃2冠に輝いたカイル・シュワーバーを5年総額1億5000万ドルの大型契約で引き留めに成功。今オフの“最重要事項”をクリアし、更なる打線強化の一手としてビシェットとの接触を試みているようだ。チームは、昨季までブルージェイズに所属していたドン・マッティングリー氏を新たなベンチコーチとして招へい。ビシェットと関係性の深い首脳陣の存在は、交渉において少なからず有利に働くと見られている。

 一方、本職である遊撃にはトレイ・ターナーが君臨し、ビシェットは二塁か三塁へのコンバートが前提となる。加入した場合は各ポジションでレギュラーを務めるブライソン・ストット、アレク・ボームに影響が及び、ポジション変更、あるいはトレード放出の可能性が生じると指摘されている。

 MLB屈指の巧打者として知られるビシェットに対しては、ブルージェイズと同地区のヤンキースも獲得を検討しているという。また、アレックス・ブレグマンの獲得を争うカブスとレッドソックスは、ともに打者補強の“プランB”として興味。ドジャースも移籍先の候補として報じられている。

 ビシェットは2016年のドラフトでブルージェイズに入団し、2019年にMLBデビュー。2021年から2年連続で最多安打を記録し、通算打率.294、111本塁打、OPS.806をマークしている。昨季は139試合に出場して打率.311、18本塁打、94打点、OPS.840の活躍を収め、球団10年ぶりの地区優勝に貢献した。

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