阪神・近本光司 (C)Kyodo News

 セ・リーグの盗塁王は令和に入ってから阪神勢が独占している。

▼令和に入ってからのセ・リーグ盗塁王

2019年 36盗塁 近本光司(阪神)

2020年 31盗塁 近本光司(阪神)

2021年 30盗塁 中野拓夢(阪神)

2022年 30盗塁 近本光司(阪神)

2023年 28盗塁 近本光司(阪神)

2024年 19盗塁 近本光司(阪神)

2025年 32盗塁 近本光司(阪神)

 特に近本光司は現在22年から4年連続でセ・リーグ盗塁王に輝いている。近本の牙城を崩す選手がいないわけではない。DeNA・三森大貴がその一人。三森は昨季91試合の出場ながら、リーグ3位の22盗塁。シーズン終盤は“代走の切り札”としての出場がメインだったものの、スタメンで4打席立つことができれば、近本を脅かす存在になる一番手になってくるのではないだろうか。レギュラーを掴むことが盗塁王への第一歩となりそうだ。

 セ・リーグの韋駄天は、“レギュラーを掴めば…”という選手が多いのが現実でもある。ヤクルト・並木秀尊もそうだろう。並木は昨季も54試合に出場して6盗塁。24年に33試合で10盗塁、23年に82試合で15盗塁決めた過去がある。並木もレギュラーを掴めば、盗塁王争いに顔を出すだけの力を持っている。

 レギュラーの選手で盗塁王を争えそうな選手を探してみても、昨季リーグ2位の27盗塁を決めた中日・上林誠知、21年盗塁王の阪神・中野拓夢(阪神)くらいしかいない。セ・リーグの盗塁王争いを盛り上げる意味でも、“レギュラーを掴めば”盗塁王の可能性が高い選手たちの奮起に期待したい。

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