キャッチボールするロッテ・毛利海大(撮影=岩下雄太)

 「西川史礁さんに負けないように新人王を取れるように頑張ります」。

 ロッテのドラフト2位・毛利海大(明治大)は、昨年12月11日に行われた新入団選手発表会で、“新人王”を目標に掲げた。

 大学時代は「体が細かったので、3年生くらいからウエイトトレーニングに力を入れてやっていました」と明かし、「スピードの平均が5、6キロ上がったり、マックスが2、3キロ上がったり。いい方向に進んでいます」とストレートのスピードも上がった。

 映像を見ると、左打者のアウトコースのストレートが良い。昨年11月16日に行われた明治神宮大会2回戦・立命館大戦、2-1の6回二死満塁で左打者の角井翔一朗を1ボール2ストライクから見逃し三振に仕留めた外角のストレートがよかった。ストレートについて「自信を持って投げているボールです」と力を込めた。

 変化球ではスライダーが良く、毛利本人によると、「(大学4年の)秋からなんですけど、スライダーが使えるようになったので投球の幅が広がったと思います」とのこと。変化球は130キロ、120キロ、110キロ台と球速差を出しているように見える。毛利は「特に意識はしてないですけど」と話しながらも、「カーブは110キロ台、スライダーは120〜130キロ台、落ちるボールは130キロ台中盤から後半出る感じですね」と教えてくれた。

 “新人王”を目標に掲げる中で、参考にしているプロ野球の先輩方の1年目の数字はあったりするのだろうかーー。

 「特にはないですけど、一軍にずっといることが大事だと思っているので、ずっと一軍にいられるように準備していきたいと思います」。

 一軍でシーズン通してプレーするためにアピールしていきたい部分については「アピールというよりは、まずはがむしゃらにやることだなと思っているので、この時期が一番大事。準備していきたいと思っています」と、準備の重要性を口にした。

 そして、プロの世界では「息の長い野球人生にしたいというのはもちろんで、1年目からローテーションを守り続けられる選手になりたいなと思っています」と掲げ、「まだ自分の中で1年間戦い抜くことはわからないので、いろんな方にお話を聞きながらやっていきたいと思います」と話した。

 ロッテの現状の先発ローテーションは、種市篤暉、小島和哉、ジャクソンが先発の軸として期待され、田中晴也、木村優人、石川柊太、西野勇士、唐川侑己、河村説人、廣池康志郎らで争っていく。競争は熾烈になりそうだが、西川史礁に続き球団から2年連続新人王受賞へ、まずは春季キャンプに向けて準備を進めていく。

▼ 毛利海大

背番号:13

生年月日:2003年9月14日生

守備位置:投手

身長 / 体重:177センチ / 77キロ

投 / 打:左 / 左

経歴:福岡大学附属大濠高-明治大-ロッテ(ドラフト2位)

取材・文=岩下雄太

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