新人合同自主トレ3度目の立ち投げを行ったロッテ・冨士隼斗(撮影=岩下雄太)

 「しっかりいい感じでできているので、これをしっかり続けて、キャンプに向けて頑張りたいと思います」。

 ロッテのドラフト5位・冨士隼斗(日本通運)は、ここまでの新人合同自主トレを振り返った。

 冨士は新人合同自主トレ第2クール初日となった15日、プロ入り後初めてブルペン入りし、捕手を立たせて20球を投げ込むと、第3クール初日の18日に2度目のブルペン入りし2度目の立ち投げ。第3クール最終日となったこの日、「今日は寒かったのもありますし、指先のかかりが良くなかったので、しっかり次は修正してやっていきたいと思います」と、第3クール2度目、新人合同自主トレ3度目の立ち投げを行った。

 3度の立ち投げは、「自分の持ち味であるストレートの強さなので、そこをしっかり出して、キャンプ入ってから変化球を投げていこうかなと思います」と、ストレートをかなり多めに投げ込んでいる。

 昨年12月11日に行われた新入団選手発表会で、「プロ入る前のDeNAとの練習試合で、スライダーを結構いい感じで投げられたので、自信を持っています」とスライダーを自信のある球種に挙げていたが、その他の変化球はどうなのだろうかーー。

 「スライダーまでは自信を持っていえる変化球がないので、これから先輩方であったり、コーチに教わって、スライダーと同じくらいの変化球を作っていきたいと思います」。

 社会人時代は「変化球のコントロールをこだわってやっていました」とのことだが、具体的に「高いところに行ってしまうので、なるべく膝もとに変化球を投げることを意識してやっていました。フォークとかはなるべくストライクゾーンで勝負できるようにやっていました」と教えてくれた。

 また、新人合同自主トレ中、冨士のキャッチボールを見ていると、初日から常に短い距離で力強い球を投げ込んでいる。その理由について訊くと、「自分の場合、距離をとってしまうと、シュートしてしまいフォームが崩れてしまう。なるべく近い距離でフォームを意識して強い球を投げることを意識してやっています」と説明した。

 2月1日の春季キャンプまで、残り2週間を切った。「怪我なく、しっかりいけるように。あと2クールあるので、しっかり行ってキャンプに向かっていきたいと思います」。プロ入り後初めてとなる春季キャンプに向けて、準備を進めていく。

▼ 冨士隼斗

背番号:46

生年月日:2002年3月10日生

守備位置:投手

身長 / 体重:180センチ / 86キロ

投 / 打:右 / 右

経歴:大宮東高-平成国際大-日本通運-ロッテ(ドラフト5位)

取材・文=岩下雄太

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