ロッテの都城春季キャンプには、新外国人のカスティーヨ、ロング、ソフトバンクから加入した宮崎颯、現役ドラフトで阪神から加入した井上広大が、新天地で活躍を目指し練習に励んでいる。
カスティーヨは来日2度目のブルペン入り。「今日のテーマとしてはコントロール重視でしっかりとストライクを投げることを意識して投げました。今日はいい感じだった」と振り返る。
日本で成功するために「コミュニケーションですね。チームの首脳陣もそうですし、チームメイトとコミュニケーションが鍵を握るとは思っています。もっともっと関係を構築していきたいです」と“コミュニケーション”を挙げた。
カスティーヨとともに、新外国人左腕のロングはここまでの日本のキャンプについて「本当にすごく良いですね。日本のキャンプはチームメイトの皆さんも全力で戦っていて、勤勉でしっかりやっていて、すごく素敵なキャンプになっています」と充実の日々を過ごす。
「1年を通して安定したピッチングをしていきたいと思います。それと同時にチーム全体からも信頼される投手になって、いい投球ができるのが一番良いのかなと思います」と、マリーンズの勝利のため腕を振っていく覚悟だ。
同じく左腕の宮崎颯は、「去年の秋から色々試していることをしっかり出せていると思うので、しっかり引き続きやりながらアピールして開幕一軍で迎えられるように、持っている能力を出せるようにやっていきたいです」と、ストレート、変化球の精度を高めている。
新外国人のカスティーヨ、ロングをはじめ、左のリリーフのライバルが多い。「まっすぐの強さ、ベース盤の強さが売り。誰にも負けたくないポイントなので、追い求めながら、もっと突き詰めてやっていきたいと思います」と、ストレートで他のリリーバーとの違いを出していく。
野手組では、井上は外野手登録ながら、この日もPFPなどサードのポジションでノックを受けた。打撃でも個別練習、強化ティーが終わった後も、黙々と室内で打ち込み。とにかくバットを振っている印象だ。初めてのマリーンズでのキャンプに「問題なくやれています」と話し、スイング量について阪神に比べてどうか質問すると、「強化ティーとかがあるので、多いかなと思います」とのことだ。
◆ 松川「捕ってからのスピードを意識」
今季5年目を迎える松川虎生は、「前回はなかなかいい感じで投げられなかったので、そこをしっかり光山さんと練習しながら、前回よりはいいボールを投げられたのかなと思います。捕ってからのスピードを意識していたので、そこは良かったかなと思います」と、個別の守備練習の時に光山英和コーチからスローイングで褒められる場面があった。
勝負の5年目。「実戦一発目で結果を出さないといけないと思うので、まずはそこかなと思うので、どんどんアピールしていきたいと思います」と意気込んだ。
◆ 寺地、福留孝介氏から「新たな気づきを教えていただきました」
3日の打撃練習で始動を早めた寺地隆成は、「自分にない感覚があったというか、新たな気づきを教えていただきました。特打の時も色々教えていただいたので、それを意識した中で、結構良い当たりが増えていたので継続してやっていけたらなと思います」と、この日視察に訪れていた福留孝介氏から打撃についてアドバイスを受けた。
福留氏から具体的に言われたことについて、「一番メインとしてポイントにあがったのが、左肘を動かすタイミング。言語化するのが難しいんですけど、左肘を動かすタイミングを少し早くするだけ。あとは力まずに前で払って打つイメージでやっていったらいい感じで打てました。それはロングティーの時に教えていただいたんですけど、簡単に柵越えが増えていったのが印象的で、そんな簡単に飛ぶんだという感覚があったので、めっちゃ良かったです」と手応え。
センターバックスクリーンに飛んだ打球が良かったことを寺地本人に伝えると、「僕もびっくりしました。この感じで行くんだと。めっちゃ良かったと思います」と笑顔を見せた。
(ホセ・カスティーヨ投手通訳=リッキー・サントス・タカタ通訳)
(サム・ロング投手通訳=村田純平通訳)
取材・文=岩下雄太