ライブBPに登板したロッテ・田中晴也(撮影=岩下雄太)

◆ 新人3投手がライブBPに登板

 ロッテは11日、一軍の一次都城春季キャンプを打ち上げた。

 ドラフト2位・毛利海大(明治大)、同5位・冨士隼斗(日本通運)、同7位・大聖(Honda鈴鹿)のルーキー3投手がライブBPに初めて登板した。新人3投手の球を受けたのが、高卒3年目の寺地隆成。

 毛利は変化球で山口航輝、ソトを変化球でタイミングを外しているように見えた。寺地は毛利の投球について「変化球がゾーン内にまとまっていたり、低めに決まって、カーブとかもタイミングをずらしてファウルを取れていた。全球種レベルが高いなと思いました」と評価。

 寺地は冨士について「冨士さんもまっすぐもそうなんですけど、曲がり球がいいなと思って、スライダー、カーブが2種類ありますし、全部キレが良いなと思いました」と分析し、大聖については「毛利さんと冨士さんとは違ったまっすぐの質。重い系というか、ズドンとくる感じだったので、良かったと思います」と振り返った。

◆ 小野と田中晴也もライブBPに登板

 新人3投手以外には小野郁と田中晴也がライブBPに登板。小野の球を受けた植田将太は「まとまりもあったと思います。変化球はスライダーが持ち味だと思うので、左のインコースで空振りを取れていましたし、良かったんじゃないかなと思います」とのことだった。

 田中晴也は「今日初めてBPしましたけど去年よりは成長できていると思います」と振り返り、フォークについては「今日も課題が出たので、しっかり改善しながら。あとはカウントがついていなかったので、参考程度にしかないですし、これからの実戦で詰めたいなと思います」と口にした。

 田中晴の球を受けた植田は「まっすぐの強さがあったと思いますね、特に高めの強さはあったと思います。落ち球をメインに変化球はやっていたんですけど、本人とも話しましたが、もうちょっとこれから詰めていくところがあるのかなという話しました」と話した。

◆ 藤原「だいぶ感覚は戻ってきました」

 藤原恭大は1月の自主トレで体づくりをメインに行い、2月のキャンプでバットを振っていくことを話していたが、都城春季キャンプで「だいぶ感覚は戻ってきました」と徹底的にバットを振った。

 14日からは対外試合がスタートする。「なるべく練習でやってきたフォームで、強く振ったり、そういう意識で違うフォームにならないように。バランスよく自分のスイングをできるような形で試してみたいと思います」と意気込んだ。

◆ 山口航輝「怪我なくいい感じに終えられた」

 藤原と同学年の山口航輝は、「怪我なくいい感じに終えられたので、良かったです。ここから実戦が入ってくるので、実戦の感覚をよくしていきたいと思います」と都城春季キャンプを総括。

 ライブBPは7日と11日に打席に入ったが、「球は見えているんですけど、捉えるところがまだまだなので、そこは実戦がなかった中でどう合わせていくかだと思います。やってきていることは間違っていないと思っているので、捉えるだけかなと思います」と前を向いた。

 ファーストの守備についても「いい感じに自分の中ではできているんじゃないかなと思います」と話し、外野の守備に関しては、この日の特守が今年初めてだった。

◆ 松石「めっちゃ聞けました」

 都城春季キャンプ唯一の育成選手・松石信八は「自分のレベルを上げるじゃないですけど、そういう時間にできたのかなと思います」と振り返った。

 4日の取材で松井稼頭央臨時コーチから「守備も打撃も聞けたら聞きたいと思います」と話していたが、「めっちゃ聞けました。まずバッティングのこともですし、守備のことがめちゃくちゃ良かったです」と目を輝かせた。

 具体的に「スローの仕方ですね。スローが荒れちゃいますと相談したら、体の使い方を教えてくれたので、めちゃくちゃ自分のためになりました」と非常に充実した時間になったようだ。

 ロッテは13日から二次糸満キャンプがスタートする。

取材・文=岩下雄太

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