ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手(34)が中堅手に戻ることを希望しているようだ。現地時間16日、MLB公式のレット・ボリンジャー氏が伝えている。
この日、アリゾナで行われている春季キャンプにて報道陣の取材に応えたトラウトは、「自分自身、センターにいるときがベストと感じる。必要であれば両翼も守るが、正直に言って、センターにいるときの方が身体への負担は少なく感じていた。好みの問題だけど、ライトではかなり走らされている感覚だった。センターを守ることには自信がある」と心境を語った。
デビュー翌年の2012年からエンゼルスの正中堅手に君臨し続けたトラウトは、ペリー・ミナシアンGMやロン・ワシントン前監督との会談を通し、昨年2月のキャンプインを前に右翼転向を決断。「フィールドに出続けるために、自分にとって何が最善かということを話し合い、結論として右翼に移ることになった」と話していた。
当時33歳という年齢や、近年の故障歴を鑑み、負担軽減を目的としたコンバートだったが、昨季4月の試合で走塁中に左膝を痛め、約1ヶ月に渡って離脱。復帰後はシーズン閉幕まで指名打者を務め、昨季130試合の出場のうち、右翼手としての出番は22試合のみだった。
トラウトと入れ替わる形でジョー・アデルは中堅手として昨季チーム最多の89試合に出場。トラウトが中堅に戻れば、自身が2024年にゴールドグラブ賞ファイナリストに選出された本職・右翼を守ることができる。打撃面が期待されるホルヘ・ソレアを指名打者に専念させるも可能だ。
かつてのチームメイトであるカート・スズキ新監督も「彼の希望がセンターだということを話し合った。でもそれと同時に、『必要であればどこでも守る』と言ってくれた」とコメント。トラウトを中心とした外野陣の起用法について今後見極めていくという。
トラウトはMLBを代表する外野手としてMVPに3度、シルバースラッガー賞には9度輝き、オールスターゲームに11度選出。2019年から12年総額4億2650万ドルの大型契約を結んだ。15年目の昨季成績は打率.232、26本塁打、OPS.797。100試合以上に出場したシーズンとしては自己ワーストの数字に終わった。