ロッテ・ソト(撮影=岩下雄太)

 ロッテのネフタリ・ソトは今季からチームキャプテンに就任した。

 移籍3年目のソトは、ロッテに加入してから個人のことよりもチームについて口にすることが多かった。

 「チームのためにどうやって打てばいいとか、こういう場面をどうすればいいとか、チームの勝利につながるような考え方、練習の仕方を続けたい」(24年6月26日取材)

 「自分としてもチームとしても浮き沈みのあったシーズンですけど、そこには特に不満はなくて、いいシーズンだったと思います。目標としていることはこの先にあるので、その先に向けて自分たちができることをやっていきたい」(24年10月7日取材)

 「どんな選手でもみんな勝つために頑張るので、今年もそれをテーマにしてチームメイトと一緒に頑張って勝利に繋がるといいです」(25年3月9日取材)

 「本塁打、打点はチームトップかもしれないですけど、最下位ですし、チームのために何も貢献できていない。クライマックスシリーズにいけていないので、トップになったのは嬉しいということはない。僕はチームのためにいる」(25年10月4日取材)

 チームキャプテンに就任してからもその姿勢は変わらない。「いつもと言っていることが同じかもしれないんですけど、しっかり準備すること。それが自分のできることなので、自分のできることに集中していきたいと思います」。

 昨季までも小島和哉をはじめ、年下の後輩たちにアドバイスを送ることがあった。キャプテンとなった今季、どのようにチームをまとめていきたいのだろうかーー。

 「若い子もベテランの人もたくさんいるチームですので、みんなが一つになってやっていけば、できるだけ早く1つになっていけば勝ちに向かっていけると思うので、その役割をしたいと思います」。

 ソト個人に向けると、今季に向けてシーズンオフは「いつもよりも早めの時期からバッティングを開始しました」と、バットを振り込んできた。昨年は2月20日に来日し、2月22日の糸満春季キャンプで合流したが、今季は1月29日に来日し都城春季キャンプ初日から参加。

 2月14日のDeNAとの練習試合では、1-1の6回一死三塁の第2打席、若松尚輝が1ボール2ストライクから投じた4球目の141キロストレートをセンター前に適時打を放つと、5-1の7回二死一塁の第3打席、若松が投じた初球の138キロストレートをライトへ2ラン。18日の広島との練習試合でも2安打1打点と、流石の存在感を示す。開幕に向けて、これからさらに調子を上げていって欲しいところ。

 昨季はチームにとっても、ソトにとっても悔しい1年に終わった。「ファンは勝ちを望んでいると思いますので、僕らは全員でできるだけのことをやって、勝ちに向かっていきます。シーズン中もファンの方が喜んでいただけるようなシーズンを送りたいと思っています」。今季はマリーンズファンにたくさんの笑顔を届けるため、チームを勝利に導く一打を1本でも多く放つ。

取材・文=岩下雄太

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岩下雄太

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