侍ジャパンサポートメンバーのロッテ・山本大斗が27日、『ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2026名古屋 侍ジャパン vs 中日ドラゴンズ』で侍ジャパンデビューを果たし、初打席・初安打・初適時打と、しっかり存在感を示した。
サポートメンバーに選出されていた西川史礁(ロッテ)が右前腕屈筋損傷で出場辞退したため、代わってサポートメンバーに選ばれた山本は、4-0の6回の守備から途中出場。「そんなに緊張はしなかったです」。4-2の7回二死一、二塁で回ってきた侍ジャパン初打席、松木平優太が1ボール1ストライクから投じた3球目の129キロチェンジアップをレフトへ弾き返し、二塁走者・湯浅大(巨人)が生還。侍ジャパン初安打は嬉しい打点付き。
「ホームランを狙ってたんですけど」と悔しがりながらも、「点が入っていなかったので、タイムリーが出て良かったですね」と喜んだ。
山本は都城春季キャンプ最終日となった11日に、対外試合に向けて「打つだけですね、とにかく。監督にも打てば出られるからと言われているので。誰よりも打てば、スタメンで出られると思うので、まずはバッティングで長打をアピールしたい」と話していた中、“侍ジャパン”という舞台で結果を残した。
「素晴らしいメンバーの中でプレーできる。打てたことが嬉しいですね」。
ちなみにロッテのチームメイトで仲の良い西川も青山学院時代、侍ジャパントップデビューとなった24年3月6日の『カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024日本vs欧州代表』、4-0の6回二死一、二塁の初打席、初球を捉え三塁線を破る適時二塁打だった。山本に西川の侍ジャパン初打席・初安打・初打点を知っていたのか、また意識していたのか訊くと、「全然意識してないですね。わからなかったです」と話した。
この日の試合前練習では、メジャー組の侍ジャパン・吉田正尚(レッドソックス)、大谷翔平(ドジャース)、鈴木誠也(カブス)が同じ組で打撃練習。大谷は7スイング×4セットで11本の柵越え。レフト、センター、ライトと広角にスタンドに放り込んだ。山本はメジャー組の打撃練習を間近で見て、「すごかったですね」と興奮気味に話した。
鈴木誠也は山本と同じ右打ちの外野手。「めっちゃ、鈴木誠也選手に憧れていたので、練習の時も結構教えてもらったり、自分から聞きに行って全部答えてくださった。めっちゃ勉強になっています。聞きたかったことを全部聞きました」と目を輝かせた。
28日の中日戦に向けては、「しっかり打てるように。目立てるように頑張りたいと思います」と意気込み、チームバスに乗り込んでいった。
取材・文=岩下雄太