「めっちゃ勉強になりました」。
侍ジャパンサポートメンバーのロッテ・山本大斗が、『ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2026名古屋 侍ジャパン vs 中日ドラゴンズ』をこのように振り返った。
山本はサポートメンバーに選出されていた西川史礁(ロッテ)が右前腕屈筋損傷で出場辞退したため、代わってサポートメンバーに選ばれた。「そんなに緊張はしなかったです」と27日の初戦、4-0の6回の守備から途中出場し、侍ジャパンデビューを飾った。
4-2の7回二死一、二塁で回ってきた侍ジャパン初打席、松木平優太が1ボール1ストライクから投じた3球目の129キロチェンジアップをレフトへ弾き返し、二塁走者・湯浅大(巨人)が生還。侍ジャパン初安打は嬉しい打点付き。
2戦目もベンチスタートで、2-2の4回にレフトの守備から途中出場した。5-3の5回一死満塁の第1打席、三浦瑞樹が1ボール1ストライクから投じた3球目の133キロチェンジアップを捉え、三塁線を破る2点適時打。前日から2打席連続安打・打点となった。
7-3の7回二死走者なしの第2打席、伊藤茉央が3ボール2ストライクから投じた7球目の外角128キロのスライダーに空振り三振。この日は2打数1安打2打点だった。
得点圏で勝負強さが光ったが、「あんまり意識していなかったですね、ホームランを狙っていました」とのこと。
◆ 試合だけではない経験
試合での経験だけでなく、憧れの存在だった侍ジャパン・鈴木誠也(カブス)に質問攻め。山本が聞きたかったことを、鈴木に全て聞けた。山本にとって非常に充実の時間になった。
「試合以外の部分で、めっちゃ勉強になったので、そこを真似して。もちろん打撃的な部分が勉強になったんですけど、準備の部分とかの話を聞いたので、それを活かしたいなと思います」。
今回はサポートメンバーだったが、「侍ジャパンとして、プレーしたい気持ちも出ました」と、もちろん日本代表として日の丸のユニホームで戦いたい思いが強くなった。
侍ジャパンサポートメンバーの活動が終わり、ロッテに戻れば、競争が待っている。
「いい経験ができたので、しっかり頑張って自分にも取り入れて、何か頭一つ抜けられるように頑張りたいと思います」。
マリーンズでレギュラーとして活躍した先に、日本代表が待っている。「まずはシーズンで結果を残すことですね」。サポートメンバーではなく、侍ジャパンの一員として、ジャパンのユニホームを着て見せる。
取材・文=岩下雄太