第6回WBC 1次リーグC組
● 台湾 0 - 13x 侍ジャパン ○
<3月6日 東京ドーム>
野球日本代表・侍ジャパンは6日、WBC初戦で台湾代表に7回コールド勝ち。「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平選手(31=ドジャース)が先制の満塁本塁打を放つなど、3安打5打点の大活躍を見せた 。
大谷は初回の第1打席、右翼線を破る打球速度117.1マイル(約188キロ)の痛烈な二塁打を放ちチャンスメイク。ここは後続が倒れ先制点にはつながらなかったものの、一死満塁で迎えた2回の第2打席で衝撃の一発を放った。
2ボール1ストライク後の4球目、低めの変化球を上手くすくい上げた打球は、右翼スタンドに着弾する先制グランドスラム。 スーパースターの一撃に東京ドームは熱狂につつまれた。
侍ジャパン打線は大谷の先制満弾後も攻撃の手を緩めず、4番・吉田正尚(レッドソックス)の適時三塁打などで加点。大谷は9-0と大量リードになったあと、なおも二死一、三塁で1イニング2度目となる打席が巡り、台湾2番手のフー・ジーウェイが右前適時打を放ち1イニング5打点目を記録した。
4回の第4打席は一直に倒れ、7回に巡って来た打順で代打を送られ途中交代。初戦からいきなり4打数3安打5打点の大活躍を見せた。
先発の山本由伸(ドジャース)はやや制球に苦しんだものの、3回途中無安打無失点の好投。二死満塁で登板し、空振り三振を奪った2番手・藤平尚真(楽天)の火消しも光った。
4回から登板した宮城大弥(オリックス)は要所を締め2イニングを無失点。6回からは北山亘基(日本ハム)と曽谷龍平(オリックス)が1イニングずつゼロを刻み、1安打完封リレーで7回コールドが成立した。
大谷は試合後お立ち台に上がり「いいゲームでいいスタートが切れた。本当に応援のおかげだと思います。ありがとうございます」とファンの声援に感謝。2回の一挙10得点については「あの回に尽きると思います。(4点を)取ったあとも、みんな集中してフォアボールも取れてましたし、いいゲーム運びができたと思う」と、自身の満弾後、攻撃の手を緩めなかったチームメイトを称えた。
初回の初球を捉えた弾丸二塁打については「初戦でみんな固くなるところですし、アグレッシブに、いい球を打ちたいと思っていた。初球いいところに来てヒットにできてよかった」と振り返り、満塁弾については「打った瞬間、入るなと思った」とうなずいた。
大量13点を奪い、自身も“お茶たてポーズ”を何度も披露。「北山君が一生懸命考えてくれたので、今後も続けられるように頑張っていきたいです」と笑顔を見せた。