4回表を無失点で締め大谷(背番16)と笑顔でタッチを交わす山本

準々決勝の球数制限は80球

 野球日本代表・侍ジャパンの山本由伸投手(27=ドジャース)が15日(現地14日)、第6回WBC準々決勝のベネズエラ戦(ローンデポ・パーク)に先発登板。4回4安打2失点と粘りリリーフ陣にバトンを渡した。

 わずか2球で先制点を失った。初回、1番のアクーニャJr.に先頭打者被弾。1ボール後の真ん中直球を右中間席へ運ばれ今大会初失点を喫した。

 その裏、大谷翔平の“先頭弾返し”で1-1に追いつてもらったものの、2回は先頭から2者連続で二塁打を浴び1-2と再び勝ち越された。次打者には四球を与え、なおも無死一、二塁の大ピンチだったが、8番・ぺレスを浅めの右飛に仕留めると、続くチョーリオは空振り三振斬り。最後は先頭弾を浴びているアクーニャJr.を二ゴロの退け踏ん張った。

 3回も先頭の2番・ガルシアに左中間突破の二塁打を許したが、一死三塁で4番・スアレス、続くトーバーを連続三振斬り。5-2と3点リードに変わった4回はキッチリと3者凡退で終え、4回69球、4安打2失点、5奪三振1四球の力投で2番手・隅田知一郎(西武)にバトンを渡した。

 山本は侍ジャパンの初陣となった6日の台湾戦(東京ドーム)で“開幕投手”を務め、65球の球数制限がある中で、3回途中無安打無失点、2奪三振3四球の好投。制限80球の準々決勝でも逆転劇を呼ぶ粘投を見せ、今大会の通算防御率は2.70となった。

 なお、1試合で50球以上投げた場合は中4日を空けなければならない大会ルールがあるため、侍ジャパンが勝ち進んでも、山本は準決勝、決勝は登板できない。

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