DeNA・村田修一二軍監督(撮影=萩原孝弘)

 本拠地の横須賀スタジアムで、昨年のイースタン・リーグ王者の巨人をスイープしたDeNA。

 ファームとは若手を育成し、ベテランも調整や課題に取り込む”研鑽の場”。ただし実戦の中で戦う以上は、勝負論も欠かせぬファクターとなっている。

 相反するような命題の中、今年から指揮を執る村田修一監督は育成と勝負論の両睨みの明確なビジョンのもと、戦いを続けている。

 「ベースボールするんだったら海外でいいんです。日本は野球なんで、“野球”をしようっていうところですね」

 20日から行われた巨人との三連戦では、その言葉通りの采配があった。2戦目では1−1の8回、無死1塁の場面で3番に入った今年のドラフト1位・小田康一郎に送りバントを命じた。9回にも1アウト1塁で古市尊に同じ作戦を取り、2アウトでもランナーを得点圏に送ることを優先した。

 3戦目でも同点の8回、無死1塁で同様のサインを出し、9回のサヨナラを呼んだのも、無死1-2塁での森敬斗の職人技のようなバントだった。

 指揮官のブレない采配には、確固たる根拠がある。「1点取ったら終わりの時は小田でもバントあるし、宮下(朝陽)にもあるよと言ってます。やったことないでしょうけど、あるよと。だって、一点取ったら勝てる場面でチームのためにバントできないと。それはもうファームの間から植えつけていきたいなと僕は思っているんで」

 勝利への執着を若いうちから血肉にさせたい。「最後1点取ったら終わるっていう時は、あそこはもう延長に行くよりは、あそこで1点取って、9回守って終わりっていうのが僕の野球のスタイル」と勝利期待値の高い選択を指針に掲げる。

 その上で、さらに深い思慮もある。「得点圏に進められれば、外野は絶対前に来ますから、次のバッターにチャンスをあげようっていうこともあります。若い選手たちにもチャンスあげて、そういうしびれるところで野球やってほしいなと思ってるので。育成の子たちにも必ずチャンスをあげあげるから、その時は100%じゃなくて200%で来いっていうのを言ってるんで。ほんとに失敗してもいいからやってみろってね」。

 これこそ勝負論の中で唱えられる育成論。経験を積ませたその先には「細かい野球こそが、このチームがリーグチャンピオンになるには絶対必要だと思いますし、そこを兼ね備えてくれば、本当にそこを争えるチームになってると思うんで。そこはもう僕もそれを経験してきたし、そういうのができる、なんでもできるような選手になってほしいんです」

 ここまでリーグ首位と好調なスタートを切った。「キャンプから投内連係もいっぱいやってきて、そのミスも本当に少なくなってます。その意識を常にみんなで持ちながらやってくれてるんで。成功体験をできる限り身につけていきたいなっていう風には思います。空気感はいいですね」

 横須賀で“野球”を浸透させ、横浜で開花させる。その土台を作るため、村田監督は日々目を光らせる。


取材・分・写真 / 萩原孝弘

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この記事を書いたのは

萩原孝弘

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